韓流とか

フジテレビの韓流偏向報道に対するバッシングが最近流行ってるらしいんだけど、そのうち一部の人達の言動に違和感がある。

というのも、その一部の人達って、言ってしまえば「ただ韓国が嫌い」ってだけなんだと思うのだ。
そしてそれは別にいい。好みは人それぞれなんだから。
でも何が気持ち悪いかというと、そういう人達が「このままじゃ日本が乗っ取られる!」「売国だ」とか言って、自分の嗜好を正当化しようとしていることだ。
そういう人達って、たとえば韓流ドラマやアイドルに夢中になってる人達を、「洗脳」と呼ぶんだよ。
自分の価値観を押しつける行為以外のなにものでもないだろう。


電波は有限で新規参入がしにくいから、そういう意味では「嫌なら見るな」は正しくなく、「番組がつまらない」という権利は視聴者にあると思う。
韓流のアーティストが所属している事務所は、ことごとくフジ傘下らしい。だからフジテレビが金儲けばっか考えて韓流をゴリ押ししまくってるというのは正しい認識かもしれないし、それに対する批判も理解できる。
テレビ局は金儲けだけ考えてていい場所ではない。


でも同時に、誰も見なければ視聴率が稼げなくて番組として成り立たなくなる、それなのにいまだに韓流番組がたくさんあるのは、それなりの需要が日本にあるからってことなんじゃないのかな?
うちの両親は、いつも楽しそうに韓流ドラマを見ておるよ。同じように、日本ドラマも洋画も見てる。
文化や芸術って、本当に良いものは残るし、そうでないものは消えて行く。きっかけは作られたブームであっても、本当に力が無ければ残らないんじゃないかしら。


まあ、そういう僕は、AKBも韓流アイドルも等しく興味が無いわけですが。。


これがデモの動画らしい。
http://www.youtube.com/watch?v=DXhXk-bQSvQ
別に、「偏向報道をやめろ!」っていう主張なら、理解できるんだけどね。
「お前らここで遊んでる場合じゃねえぞ」「お前ら目を覚ませ」「騙されんなよ!」

我ながら、周囲の物事からの影響をかなり受けやすく、心が乱れることが多い。
無礼者や話の通じない人間に出くわすといらいらして、下手すると一日が不機嫌になってしまう。
そこで、このたび禅の入門書を読んでみた。
有名な企業家に歴史的偉人、スポーツ選手まで、禅の思想を自らの人生に取り入れて活躍している人は多い。
彼らの『不動心』の源を勉強してみようと思ったのだ。

一通り読んでみて、すぐに実践できる(したい)と思ったのが、以下の4つ。


1.日々是好日
毎日が良い日でありますように。
さらに本質的な意味として、人は考える時間があると時に甘え『今』を忘れがちになるが、楽しいことも辛いことも全ての一瞬がかけがえのない最良の時である。
だから、毎日目が覚めるたびに、日々是好日、気分を一新して活き活きとスタートしよう。


2.和願愛語
柔和な表情で、思いやりのある言葉を使う。
照れくさくて愛語ができない時は、一日に二度三度で良いから、にこにこと微笑みかけてみるべし、だそうな。
これは、特に親に対して実践したい。友だちに対しては、話しているうちに自然と笑っていることも多いけど、なんか家族に対しては妙な照れくささがあって、素直な表情を出すのが難しいことがある。でもそれは相当よくないことだ。
しかし、父母に微笑みかけるのって、照れくさすぎる!


3.一期一会
たとえ慣れ親しんだ仲であっても、「今このとき」の出会いは一生に一度である。二度と来ないこの出会いを大切に。
知った仲でも、というのが目から鱗だった。


4.掃除しろ
禅の世界では、『座禅』よりも、『信心』よりも、なによりも『掃除』が大切らしい。
すみません。まずは机の上から始めよう。



あと、禅で重要なものの考え方に『捨て去ること』があるそうだ。
自分ではどうすることもできないことはある。余計なものは捨て去り、自分でできることを選択すべし。これが不動心に繋がって行くらしい。
野球選手が、ヤジを無視して目の前の打席だけに集中するのが、まさにその典型例。
ただ、これについては、自分の法律家としての将来を考えた場合に、どこまで受け入れられるかわからない部分がある。それについては、また後日。

修習ガイダンス

先週の土曜日に辰巳で開催された、修習ガイダンスに行ってきた。
来場者がかなり少なくて意外だった。
修習について色々話を聞けたけど、内容としては、既に修習に行っている先輩から聞いていたのとほぼ同じ。

合格か不合格か自信があまり無いので、修習にも司法試験にも両方に役立つ勉強としてなにをすればいいかを質問した。
民法、刑法、刑訴、民訴の「基本」をやり直しておくとよい、とのことだった。
「基本」というのは、条文、趣旨、有名な判例のことで、修習のためという観点からは、学説等は全く不要とのこと。
民訴刑訴については、規則まで念入りにチェックしておくべしと先輩から聞いていたのだけど、その範囲としては法曹会から出ている「第一審手続の概要」程度で充分らしい。
また、要件事実についても、大事なのはとにかく『紛争類型別』で、『要件事実30講』等はあくまでアウトプットの確認に使う程度で良いようだ。
30講とかの新しい本を、また一から読んでいくのは辛いなーと思ってなかなかテンションが上がらなかったので、助かった。


最近は、勉強は英語ばっかし。
少しずつだけど、上達してきた気がする。

9月までにすること、すべきこと

7月から本気出す。
あ、7月初旬の旅行から帰ってきたら本気出す。


ちょっといくらなんでも遊びすぎなことに気づいた。
有意義と評判の予備校バイトを断念してまで得た自由、ただ遊びほうけて浪費してどうする!
ってことで、そろそろ英語の勉強のピッチを本格的に上げて行こう。一気呵成にやるのだ!!
英語の勉強をする動機付けについて、グーグルの日本法人の社長が言っていたことが結構効いた。
曰く、「『英語なんて・・』という主張さえ、英語で言わないと伝わらないのが現実」「今現在、英語ができないということ自体、すでに追い詰められている状態。そのことに気づいていない日本人が多すぎる」だそうな。


あと法律の勉強もいい加減再開しなくては。ちょうど申し込んでいた今年の短答の解説(無料)も辰巳から届いたことだし、リハビリを兼ねて、まずは短答の復習でもしよう。

司法試験受験生と万年筆 2

今年の本番も、愛用の万年筆を使用。
去年落ちて以来、かなりの量の答案を書いてきた。その全てと苦楽を共にしてきたこいつは、まさに“相棒”であり、万が一にも人に盗まれたりしないように、常にケースに入れて持ち歩いてきた。笑


本番で使用することになる解答用紙と万年筆の相性は抜群だという話はよく聞くけど、それは本当にその通りだと思う。
なんというか、普通よりも滲まなくて、かつスラスラ書ける感じ。
まあ万年筆は、個体やインクの違いによっても変わってしまうので、例外なく良いと断言してはいけないのかもしれない。
ただ、とりあえず僕が使用した、ペリカン万年筆&ペリカンのインクの組み合わせは全く問題ありません。
他の受験生ブログによると、パイロットのカスタム74又は742を使用している人が何人かいるけど、その方々も相性良しとの感想を抱いているようだ。

参考↓新司法試験の勉強法模索ブログ〜弱い自分をコンサルティング
http://revo7star.blog2.fc2.com/blog-entry-231.html


万年筆は、せっかくなら、やっぱりペン先が金のものが良いと思う。
日本製なら、定価1万円〜2万円で買える。
ちなみに、セーラーという会社から、『プロフィットFL(For Lawyer)』という、弁護士ないし弁護士を目指している人達のための万年筆が発売されている。
これは一見、司法試験受験生のためにある万年筆のようにも思えるが、ぶっちゃけ言えば、別にそうでもない。
なぜかというと、まず、高い。定価で約3万5000円。
司法試験受験生はただでさえお金が無いことに鑑みると、万年筆デビューとして手を出すにはちょっと高すぎる。
次に、性能としても、別に普通だ。
「長時間使用しても疲れにくい」と売り文句には書いてあるけど、そもそも万年筆という筆記具自体が疲れにくいため、FLが他のと比べて劇的に疲れにくいというわけではないと思う。

僕も実際に、試し書きをさせてくれるお店へ行って触らせてもらったことがあるが、高いお金を出してまでわざわざこれを用意する必要はないなと感じた(結局、同じセーラーの1万円の方を、相棒が故障した場合の予備として買った)。


前にも書いたけど、万年筆は、1.必ず、試し書きをさせてくれるお店で、いくつも試し書きしまくって、「これだ!!」という一本を選ぶこと、(2.できればペン先が金のものを選ぶこと)、さえ抑えておけば、別にわざわざ高いのを買う必要は無い。
強いて言えば、あんまり小さいのは2時間の筆記には向いていないかもしれない・・が、まあ好みによるか。
司法試験で万年筆を使用する有利な点は、1.疲れないこと、2.速く書けること、であり、さらに子どもっぽいが個人的に重要な点に、3.文字を書くのが楽しくなること、がある。書き味が気持ちよいってあるんだなーという感じ。
そんなわけで、ボールペンで不満が無いという人がわざわざ変える必要は全く無いけど、何か変化が欲しいという人は試してみてもいいのでは。

突然テニス

2011年の全仏オープン準決勝、フェデラーVSジョコビッチについて↓
http://sportsnavi.yahoo.co.jp/tennis/text/201106060006-spnavi.html
ラファエル・ナダル(スペイン)いわく「現在最強の選手対、史上最高の選手」の一戦は、“現在最強”の快進撃を“史上最高”がせき止めるという形で、一つの決着を見たのだった。”


かっこいー!!
『現在最強』が、今年度不敗で連勝の世界記録を更新中のジョコビッチ。『史上最高』が、ほとんどのテニス界の記録を一人で塗り替えた、文字通りテニス史上最高の選手であるフェデラー
ちなみに、現在の世界ランク1位は、上記ナダル
日本ではあまり興味持たれてなくて、非常にもったいないと思うのだけど、現在のプロテニス界は、めちゃめちゃ熱いのだ。
多くの名勝負を繰り広げてきた歴代の名選手達(『レジェンド』と呼ばれる)が、こぞって「こんなに強いプレーヤーは過去にも未来にもいない」と評する選手が2人もいて(フェデラーナダル)、そんな生きる伝説に割り込んでいまや世界ランク1位を奪いかねない勢いの選手がいる(ジョコビッチ)。
こんなにハイレベルな時代を、ライブで体験できるチャンスがあるなんて本当に幸せだ。