そんな甘いもんじゃない(結果)

法務省赤レンガへ行って、この目で番号が無いのを見てきました。
まごうことなき、不合格です。
そりゃそうだよね、あんな答案じゃね。


正直、今年の解説を読んでも思ったけど、本当にまずい答案しか書けなかった。どの科目も、一つとして満足できるものはなかった。
そんなわけで、今回の不合格は既に覚悟済みだった。
番号が無いのを見た瞬間、自分がどう感じたのか、よく分からない。
悔しい、というより、むなしい?
強いて言うなら「無」だった気がする。


ただ、番号掲示板の前で喜ぶ人々から逃げるように会場から出て、路上にたくさんいる予備校や法曹会の方々の声かけを全て振り切って、広い道路を歩きながら、不合格だけど、やっぱ父さん母さんには報告するべきだよな、と思って、まず父に電話した。
で、軽く報告した後、電話を切る間際に、自然と、自分の口から「すいませんでした。」って言葉が出た。
その瞬間、目から涙がボロボロ落ちてきましたわ。びっくりした。
あ、自分が一番気にしていたのは、これだったんだな、と思った。親に対する申し訳なさ。
父さん母さんごめんなさい。もっと勉強して、来年は必ず合格します。


しかし、最近勉強していて、みるみる出来るようになっていく感覚がある。
あ、法律の勉強ってこういうことか、みたいな。
ローで3年過ごして、卒業して、本番まで受けた後に、ようやく分かってきた、という感じ。
まだまだ自分の中には伸びしろがあるな、という強い実感があります。
だから、あと8ヶ月は、もっともっと、勉強するだけ。
超頑張る!!