明日は結果発表

明日は司法試験の結果発表。

試験当日は、できる限りはやったつもりだし、その時点での自分の学力は出せたと思う。
そういう意味では後悔は無い。
でも短答と民訴が全然できなかったのがあって、3日目以降はある意味ヤケクソになって臨んだ感がある。
何度も途中で帰ろうかと思ったけど、「やり切るまで挫折は始まらない」という思いで必死になって乗り切った。
最後までやりきったこと自体は褒めてやりたいけど、しかしある意味それは雑念だったわけで、100%集中はできていなかったのだな。
それも弱さ。


試験後数ヶ月の地獄(勉強以外のこと含め)をようやく完全に抜け出し、今年の試験にきちんと向き合える余裕が出来たので、TKCから送られてきた『新司法試験の問題と解説2010』を読んでみた。
あらためて、自分の不合格をほぼ確信した。
もー何一つとして、書くべきことを満足に書けた科目がありませんわ。
公式な出題の趣旨では無いから、解説の内容が正しいとは限らないと言えばそうなんだけど、いちいち「なるほどなー」と頷きながら読んでいたから、あれが間違いならそれはそれで困る。


そんな状態だけど、明日は合格発表の現場までこの足で観に行こうと思う。
緊張はしないし、受かっているとも思わない。
ただ、合格して歓喜の渦にいる人、まさかの不合格で涙する人、様々な本気の人のなかに混ざって、自分はどういう思いをするのか。
たとえそれが果てしなく惨めな気持ちだとしても、全て自分が作り出した現在。
ちゃんと受け止めに行こう。