未修受験時に少しは触れた

法科大学院の授業で、選択科目として「法と経済学」に類似する授業を受けています。
昔から経済学には興味があった(のにほとんど勉強したことがなかった)ので、最初は結構楽しみだったんですが
今はどうにも経済学者の思考に慣れることができなくて、少しストレスを感じています。
まあまだまだ経済学への導入段階なので、これから変わっていくんでしょうが
今教えてもらっていることって、全て「人間は皆、常に合理的な判断をして生活している」という状況を仮定したうえでの議論らしいんですよね。
で、当然に「人間はそんな合理的な生き物じゃないだろ」って疑問が生まれてくるはずで、実際にそういう質問も生徒の側から出たんですが
それに対する先生の返答を聞いていると、どうやら「合理的」の定義がそもそも違っているようで。
たとえば、煙草がやめたいけどやめられない人ってのは、私には非合理に支配されて自由意思に従うことができなくなっている状態だと思われるのですが、先生からすればそれも合理的な選択なんだろう、と。
まずそこのところでよくわからなくなってしまって
そもそも私も、人間は誰しもが非合理な部分を多く抱えると信じているので、
「今勉強していることは、実際のケースにはまるで当てはまらないのではないか?」
と考えてしまうのです。
机上の空論にはイマイチ身が入らないので、、いやもちろん私が理解できていないだけなんでしょうが。
これから少しでも理解が深まって劇的に面白くなっていけばよいなあ、と思います。