原発

今のところの考えだけど、
少なくとも、専門家達の間ですら福島第一原発よりも有事の際に耐えられないと危惧されている数個の原発は、もう廃棄するしかないと思う。特にプレートの真上にある浜岡原発
他の約50基も、将来的には無くすしかないだろう。
太陽光発電等を完全に確立するまでは、環境に負荷をかけるかもしれないけど火力発電に頼らざるを得ない。
太陽光とか、近未来の技術が確立しなければ、日本に未来は無いだろう。
原子力発電は、平時はエコかもしれないが、有事には何もかも滅ぼしかねないことは、今回の事故でよおくわかった。
今後、これでもなお原発推進を言うのなら、その人はせめて第一原発付近20キロの様子を見てから言うべきだ。
大事なペットや思い出の品を残したまま、住処に帰ることができず途方に暮れている人々に思いを馳せてから言うべきだ。
そこまでして、なお「いざという時は自分が避難生活を強いられてもよい」という覚悟がある人だけが、原発推進を声に出してよいのではないだろうか。


今はいざという時だから、現場で対処に当たっている人達を全力で応援するし、一丸とならなきゃいけないこともわかっているけど、
あまりにも政府と東電の対処は後手後手にすぎる気がする。
例えば、↓
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20110412-00000001-jij-soci
「達していた」
じゃねーだろ。
「ただちに影響が出るレベルではない」→「やっぱりやばかったんで警戒すべし」
こんなことを繰り返してたら、もう誰も政府を信用しなくなるよ。
最初から最悪の事態を想定して行動に移すべきなんじゃないかね。
デマや悲観論によるパニックを避けるには、信頼できる情報源が存在することが一番なのに。